かつて横浜と船橋にその名を轟かせていた「東京学力会」。
その評判は、地域住民の間で様々な形で語り継がれています。
すでにGoogleなどの評判の書き込みは消されていますが、これまで書かれていた口コミ評価の内容を思い出しながら、同塾の盛衰と、塾選びを考える上での教訓を探ってみたいと思います。
東京学力会の最も特徴的な点は、何と言っても生徒への「面倒見の良さ」でしょう。
多くの口コミで、夜遅くまで熱心に指導してくれたという声が聞かれます。これは、同塾が生徒一人ひとりの成長を真剣に考えていた証と言えるでしょう。
また、電話営業で入塾したという声も目立ちます。これは、同塾が積極的に電話勧誘で生徒獲得をしていたことを示唆しています。
しかし、その華やかな表舞台の裏側には、様々な問題も潜んでいました。説明会に行くと「最高責任者」を名乗る人物が登場し、その人物は生徒に「先生」と呼ばれることを要求するわりには、生徒を営業で入れてしまえば、いっさい声もかけない、挨拶もしない、勉強も教えないなど、やや独善的な指導者がいたという声も少なくありません。
かわりに入塾後のフォローは担任や学生アルバイトが行なっていましたが、その体制は、担当するスタッフによって大きく異なったようです。丁寧で熱心な指導者もいれば、杓子定規で融通の利かない指導者もいたとされています。
特に問題視されていたのは、指導者の質のばらつきです。中には、指導経験皆無で偏差値30代の流通大学を卒業していることから受験に関する知識が乏しいにも関わらず、担任を務めていたケースもあったようです。このような状況は、塾としての指導体制に大きな問題があったことを示唆しています。
なぜ、東京学力会は閉鎖に追い込まれたのでしょうか。人手不足や指導者の質のばらつきといった内部的な問題に加え、競合塾との激しい競争も影響したと考えられます。塾業界は、常に変化の激しい業界であり、時代のニーズに合ったサービスを提供できなければ、生き残ることができません。
東京学力会の盛衰を振り返り、私たちは何を学ぶことができるでしょうか。それは、塾を選ぶ際には、単に評判だけでなく、以下の点に注意する必要があるということです。
それは指導者の質です。
経験や知識だけでなく、生徒に対する熱意や人間性も重要な要素です。
フォロー体制も見逃せません。入塾後のサポート体制が充実しているかは必須の確認事項でしょうね。
塾の理念もできればチェックしましょう。塾がどのような教育理念を持っているのか、自分の教育観と合致しているかを確認しましょう。特に東京学力会は経営する会社が先日倒産した日本学力振興会でした。日本学力振興会の経営者の口コミや評判をみると拝金主義者や女好きなどあまり芳しい評判ではありません。
実際その経営者がどれほど東京学力会の運営に関与していたのかは不明ですが、母体となる塾の経営者の理念が「金」だとすると、東京学力会の現場のスタッフがどんなに頑張っていたとしても、理念が理念である以上、根っこから塾の雰囲気を変えることは不可能だと言わざるを得ません。
とまれ東京学力会が閉鎖されたことは、多くの生徒や保護者にとって残念な出来事であったことでしょう。同塾で学んだ生徒たちは、それぞれの道で活躍していることと思います。彼らの未来が明るいものであることを願っています。
最後に、塾選びは、人生の大きな決断の一つです。焦らず、じっくりと時間をかけて、自分に合った塾を見つけてください。そして、そこで得た学びを活かし、自分の目標に向かって進んでいきましょう!
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